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  • 執筆者の写真和全

『イーグル・ジャンプ』ー本当に欲しいものー

こんにちは^^

イラスト書道家の和全です。


団長師匠から、一本の映画を見るように指示されました。


その映画は、『イーグル・ジャンプ』

イーグル・ジャンプ


オリンピック選手を目指す少年の実話を元にした物語です。

※この先、ちょっとネタバレあります


主人公の少年の名前はエディ。


「そなたは、エディから学ぶところだらけ」


と、師匠から言われました。


私が、見ていてずっと思っていたのは

「なぜ、彼はあんなに前向きでいられるんだろう」

ということでした。


エディは、小さいころから、オリンピックを目指しますが

特別何かのスポーツの才能が突出してあったわけではありません。


しかし、諦めずに

夏、冬とさまざまなスポーツを試し、

スキーの〝滑降〟に活路を見出すと、猛練習し

ついにはスキーの〝滑降〟強化選手に選ばれます。


しかし、オリンピックの選手にはなれませんでした。


選定委員には、


「オリンピック選手の資質がない」


と、言われてしまいました。

その時、彼は22歳。


当然彼の親も、夢を諦めて働くことを勧めます。


さて、こんな時、あなたならどうしますか?


選定委員長に掛け合う。

次のオリンピックを狙う

才能がなかったのだと諦める。。。


だけど、彼のとった選択は

そのどれでもありませんでした。


彼がとった選択はは


「スキージャンプの選手になる」


でした。

なんでやねんです。


彼は、ジャンプをやったことがありません。

さらに、彼の母国イギリスには、

当時、ジャンプの競技をやっている人はいませんでした。


オリンピック選手になるような人は

大抵6歳くらいからこの競技の練習を始めるそうです。


22歳の彼は、あまりにも遅すぎる。

そしてあまりにも危険すぎる競技です。


それでも、彼は、文字どおりゼロから

故郷であるイギリスを離れて

果敢に挑戦し、大怪我をしながらも

周囲がどれだけ反対しても、邪魔しても諦めず


ついにはオリンピックに行くのです。


そして、彼は、夢を叶えます。


見ながら、「私だったら、ここで諦めるかも」

と思う場面が、何度も何度も何度も、最後まで

オリンピックの最中でもありました。


それでも、彼は諦めません。


まっすぐなのです。


彼は、金メダルなど目指していません。


彼の本当に欲しいのはそれではないから。


彼が欲しいのは子供の頃から一つだけ

「オリンピックで栄光の瞬間を体験すること」


ただそれだけなのです。


私がもっともすばらしいと思ったのは、

彼が自分の本当に欲しいものがわかっていて、

その思いを持ち続け、

忠実に行動し続けたことです。


成果や評価を過剰に求める時は、

承認欲求がモチベーションになってしまっているかも


彼は、他人の評価など求めていない。

ベストの自分になることだけ。


センスや才能がなくても、


「継続できる能力」

「自分を信じる力」

「夢への強い思い」


で、夢を叶えました。


そして、これはきっと誰でも持てる力です。


私が、エディだったらと考えると、、、

きっと、最初の「滑降」の競技に固執して

転向できなくなってしまっていたような気がします。


それは、本当に欲しいものを見失っています。


私の本当に欲しいものはなんだろう。

それに向かって進み続けているだろうか。


そんな自問自答をしました。


エディを見ていると、清々しく

とても応援してくなります。


人の評価を気にせず、自分にまっすぐな人は

こんなに見ていて気持ちいいのだと感じました。


すごくいい映画でした!

元気がもらえると思いますよ^^


ぜひ、ご覧ください。


あなたの本当に欲しいものはなんですか?




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