• 和全

師匠との出会い(1)

最終更新: 2019年11月24日

師匠との出会いを

聞かれることは多いです。


なぜならば師匠は、ミュージシャン。


絵も書も専門ではありません。


それでも、師匠がいなければ、

私は今の活動をしていません。


師匠と出会ったのは、

私が大学四年生の時でした。


当時、私は新潟大学の

教育学部の書道科という

高校の書道の先生に

なるための学科におりました。


だけど、私の夢は

東京の出版社に入って、

デザイナーになることでした。


しかし、デザイナーは専門職です。

たくさんの会社をうけましたが

全て落ちました。


なぜ、書道をやっているのにデザインなのか?

デザイン専門学校か、美大を出てないと

相手にしてもらえませんでした。


周りの大人の人たちに、

「そんなの無理だ」

「諦めて、教員なりなさい」

と、苦言を呈されました。


あまつには、

「君は顔が東京向きではないから、

新潟で就職したら?」

なんて言われたり。


顔が東京向きではないってどう言う?

田舎者っぽいってことでしょうか苦笑


それでも、私は

東京の出版社に入ることを

諦めていませんでした。


なぜ、東京かというと、

全国区の本が作りたかったからです。

当時、全国の書店に並ぶ本は

東京で作られていると思っていました。


東京の書店でも

故郷の飯田の書店でも

同じように並んでいる本が

作りたかったのです。


それは、反対されまくったことを

見返したかったというのもありました。


何気なく書店に行って、

何気なく手にとった本に

私の名前が入っていればいいと


そんなとき、たまたま知り合った

歳上の女性と一緒に

タクシーに乗りました。


そのタクシーの中で、

今後の進路はどうするの?

と、そのお姉さんに聞かれました。


私は、大学で書道を専攻してるけど

東京の出版社に入って

デザイナーになりたいです

と、伝えました。


お姉さんは、うーん、

難しいかもしれないけど

がんばってね

というようなことを

言ってくれたと思います。


実は、あまり覚えていません。


なぜなら、お姉さんがおりた後の出来事の方が

印象的だったからです。


(続く)

師匠との出会い(2)


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