和全
新春DKM ブタペスト展
こんにちは!
イラスト書道家の和全です◎
団長師匠の美術館を一緒に回る企画
DKMに参加してきました^^
現在、国立新美術館で開催されている
『ブタペスト展』と、
国立映画アーカイブの
「ポーランドの映画ポスター展」
に行ってきました!

『ブタペスト展』は、
日本とハンガリーの外交関係開設150周年を記念し、開催された
ハンガリー最大の美術館であるブダペスト国立西洋美術館と
ハンガリー・ナショナル・ギャラリーのコレクション展
イタリア、オランダの画家から始まり
ハンガリーにゆかりのある画家の絵に
たくさんの種類の絵が見られました。
私が一番印象的だったのは、
肖像画です。
ゴヤの描いた
貴族の肖像画があったんですが
貴族の肩が、やけに、なで肩なのが気になりました。
実際なで肩だったのかもだけど、
ちょっとやりすぎ。。。?
というか、肖像画って
わりと立派にデフォルメする方が
多いよね?
と思って解説文を見たら、
ゴヤはどうもその人物のことを
あまりよく思っていなかったんだそう。
おおー、ギリギリ怒られないくらいの範囲で
その気持ちが出ているー!!!w
他にも、謎の仮面が写っている肖像画があったり
肖像画って色々事情や制限があるから
それがまた面白いなと思って見ていました。
そんな中、ムンカーチ・ミハーイの
フランツ・リストの肖像画は素晴らしかったです。
堂々としていて、威厳に満ちてかっこいい
リストってこんなにかっこよかったんだ。
リストと知らなくても、
この人は、偉大で聡明な人だったのだろうと
伝わってきます。
ゴヤの描いた貴族には、
勲章がたくさんついていました。
しかし、シンプルなリストの絵の方が
偉人に見えます。
ムンカーチはリストを尊敬していたそう
そして、リストも
ムンカーチの才能をリスペクトしていたとのこと
二つの才能がぶつかって
素晴らしい作品でした。
そして、ゴヤの作品も面白い。
絵は写真じゃない。
描かれる人だけじゃなく
描く人がよりくっきりと出ます。
肖像画を見るときは、そんなところも面白いです。
ハンガリーってあまり
馴染みのない国でしたが
だからこそ、
面白い展示でした。
もう一つの展示は、また明日^^
